AB&C(artbook and crafts HIDA)
【AB&C(アートブック&クラフツ)】は飛騨高山で開催するアートブックとクラフトの作家によるイベントです。
「気軽な読書体験を通じて、アート体験を可能にする “ アートブック ” の魅力をもっと楽しみたい。」
第1回目は日本各地、そして海外からも参加が決まり、5つのアートブックブース、そしてローカルで活動するクラフト作家の作品が会場に並びます。秋の飛騨高山、ジブンの目で、本そして作品と向き合って、特別なひとつたちと出会うこと。アートブック・限定の Zine・プリント作品・工芸品...2日間、オリジナリティ溢れる作品が展開します。
開催概要
日時:2023 年 10/28(土)29(日)
13 :00〜 17 :00
会場:やわい屋 展示室「4’33”」
住所:岐阜県高山市国府町宇津江 1372-2
EXHIBITORS
The Future Publishing & D.E.A.D
(アムステルダム、東京、小値賀島)
The Future Publishing (Studio The Future) は、オランダ・アムステルダムを拠点にクララ・ヴァン・ダウクレンとヴィンセント・スキッパーによって2013年に設立されたアートブック出版社、アーティストユニットであり、マルチディシプリナリー・デザインスタジオ。D.E.A.D (Dog Ears Archive and Distribution)は、The Future Publishingとのパートナーシップを主とした出版物のディストリビューター。2023年より、全国ツアー型展示販売イベント「DEAD FUTURE TOUR」をスタート。
Manila Books & Gift
(愛知県名古屋市)
輸入zineを中心にアートブック、アーティストグッズを取り扱う専門店です。また、昨年より出版部門Manila Pressも始動!zine制作を通し、地元アーティストの活動をサポートさせていただいております。余談ですが、店主とフィリピンの首都であるマニラは縁もゆかりも無いです。ただのノリで店名を決めてしまいました。そんなゆるりとした店主が営む店です。
万屋つちぐも
(岐阜県高山市)
飛騨地域の山間部にある狛犬のフィールドワーク、狛犬グッズの制作、電気工作、金継ぎ、稀に写真と物書きをする毎日が自由研究な万屋です。
越那
(岐阜県高山市)
介護士として10年勤務したのちキッチンカーを始めました。介護で利用者さんと接する中で、人生で変わらない幸福の時は食べる時なんだと思いました。そうして始めた移動式販売店です。主にサンドイッチを販売しています。少しでも良くなるようバランスを考えながら作っています。
IACK
(石川県金沢市)
2017年に写真家の河野幸人のアトリエとして設立。その後、「開かれた書斎」というコンセプトのもと週末に一般開放を開始。現代における写真表現の探求、広義の文化としての作品集の魅力の伝達と普及、未来に向けたアーカイブの可能性の模索をミッションに掲げ、ギャラリーとして企画展や、現代写真を中心とした国内外の作品集の展示/販売/流通を行う。
CYRO
(石川県能美市)
2020年 石川県能美市のサロンの一角にあらたに併設したとても小さなフリースペース artbook photobook printなどの作品を少しずつお取り扱いしてます。社会・文化・コミュニティ・環境の中での自由と独立、その美しい表現の探求を行っております。作品の販売をはじめ、国内外のアーティスト・独立系出版社へのインタビューを独自に展開し、情報の発信だけにとどめず、制作者・表現者の思いを汲み、作品とともにアーカイブ化をすることを軸に活動をしております。
くまのひでのぶ
(岐阜県高山市・各地)
野良の絵描き、流しのカレー屋。
1984年生まれ。兵庫県出身。
雑貨メーカーにて営業マンとして勤めるも、退職。
退職後、武蔵野美術大学にてデザインを学ぶ。
在学中から独学で絵を描き出し、卒業後、画家に。
暮らしに寄り添う、日常の絵となるよう、制作。
全国で個展や行商を行い活動中。
店舗を持たない流しのカレー屋「きむくまカレー」主宰。
HAND
(岐阜県高山市)
2020年に設立した岐阜県高山市(飛騨高山)のデザイン事務所です。 グラフィックや言葉を用いた関わりで 自分含め世界に少しでも優しさが増えると信じて日々制作しています。
すぎやま よしはる(石川県白山市)
きむくまカレー(岐阜県高山市)
やわい屋/かそけ舎(岐阜県高山市)
中島亮二(岐阜県高山市)
AB&C(artbook and crafts HIDA)企画 PART2
トークイベント
ページを開いて、世界の片隅をめくって見る アートブック座談会
2000年代以降、世界的な拡充と盛り上がりをみるアートブック。その表現は、写真や絵画だけに留まらず、彫刻・建築・工芸、、、多様化したカタチを見せながら、現在も更新を続けています。 アートブックは、表現をする人々にとってのインスピレーションや情報収集の役割、そして、カフェや自宅で…、映画を観たり、音楽を聴くように”観賞”として楽しむ読者も増え、その拡がりをみせています。ある現代アーティストが言ってました「現代アートというのは カタチではなく、社会における哲学である」と…。それなら、アートブックを見る現代って、私たちがいる社会を見ることでは??アートって聞くと「ちょっと難しそう…」だけど、社会って聞いたら、町や職場や学校などなど、、、とっても身近なもの!そもそもアートをはじめ”表現”って、私たちと同じように社会のなかで活動する人から生まれたもの。今回のトークイベントでは、アートブックとともに活動する海外の方を含めた5組を招いて座談会を行います。アートブックの魅力や面白さ…そのひとつは、「知らないトコロでこんな表現や世界が広がっているの!?」と、観賞しながら、知らない社会や人と繋がっていくこと。そんなお話をお聞きしながら、写真・アートを通して世界の片隅をちょっとめくって見る。
そして、私たちの居る飛騨でアートブックを見ることで、何が見えてくるのか?
トークイベントが終わったころには、今より少し世界の見え方が広がってるかも!!?!興味はあったけど、今まで手に取る機会がなかった方から、そして、アートブックを見ることが好きな方も…、飛騨高山で、ここまでボリュームたっぷりにアートブックを一同に見れる機会は初めてかも??トークイベント終了後には、会場でそのまま本を見ていただけます。
どうぞ、ご参加ください。
トークイベント開催概要
日時:2023 年 10/29(日)
開始時間:午前10 :00
料金:1,500円
会場:やわい屋 展示室「4’33”」
【トークゲスト】
・The Future Publishing & D.E.A.D
(アムステルダム、東京、小値賀島)
・IACK(石川県金沢市)
・Manila Books & Gift (愛知県名古屋市)
・CYRO(石川県能美市)