Sophio Medoidze / Bastard Sun
もし暖めることをしなければ、火は何の役に立つというのか?
トビリシ(出生時はソ連・現在はジョージアの都市)出身ロンドン在住のアーティストSophio Medoidze(ソフィオ・メドイゼ )の作品集です。作者は映像・写真・文章・彫刻などの分野で活動し、不確実性を持つ詩的な可能性を探求しています。彼女の作品は、テート・モダン、Fondation Vincent van Gogh Arlesをはじめ今日まで数々の場所で展示されてきました。また、ある時は、クララ・エミグランという匿名での活動も行い、ギャラリーの枠にとらわれずに作品を発表しています。彼女は、地方と都市、言葉と翻訳、そしてジェンダーにおいての政治と力学の関係を探求しています。彼女の作品は文章から生まれることが多く、動画、彫刻、テキストを組み込んだインスタレーションとして展開されています。
出版物『Bastard Sun』には、1990年代のジョージア内戦後に撮影された写真と、その後ジョージアを訪れた際に書かれた短いテキストが、12の短編集とともに収められています。彼女による文章は、個人的、政治的変化について、ニュアンスに富み、時にユーモラスな考察を読者に見せてくれています。
写真が与える視覚イメージと、文章・言葉が与える効果、それぞれを相乗的に利用することで、新たな解釈・視座・余白を考察させる作品集です。
本作は、ジョージア・トビリシを拠点とし、現代的なビジュアル・プロジェクトや学術的プロジェクトに重点を置く出版社KONA BOOKSとDISTANZによる共同出版物です。
出版社 publisher:DISTANZ
刊行年 year:2023
ページ数 pages:184
サイズ size:300x 200mm
フォーマット format:Softcover
言語 language:English/Georgian
付属品 attachment:
状態 condition:New
First Edition