Gerwald Rockenschaub / reappropriation (allure / construct)
現在、オーストリアの現代美術を代表する作家の一人であるGerwald Rockenschaub(ゲルワルト・ロッケンショーブ 1952年生)の作品集です。
ロッケンショーブは1980年代のネオ・ジオ・ムーブメントで芸術的な出発をして以来、ラディカルな縮小と精密さを特徴とする作品を展開してきました。
テクノDJやエレクトロニック・ミュージックのコンポーザーとしても活動し、活動は作品にも反映され、ロゴ・標識・ピクトグラムなどの日常的なイメージやフォルムを吸収し、超現実主義的・具体主義的な伝統からの引用をもつ彫刻、壁面インスタレーション、アニメーションを制作しています。
ミニマルでありながら複雑な形式と色彩の介入を展開する中で、ロッケンショーブは展覧会という特殊な場への鋭い洞察を示しています。彼の芸術の本質的な側面のひとつは、視覚と知覚の常識を破壊するところにあります。リンツ城博物館のために、ロッケンショーブは斬新な色彩コンセプトと、彼の作品のさまざまなフェーズの作品を組み合わせています。展覧会のタイトルとそれに付随する本作品集は、過去の作品を再考し、別の文脈に移し替えるという行為への示唆を表しています。カタログ「reappropriation (allure / construct)」は、展覧会を記録したもので、作家によるイントロダクションを掲載。
出版社 publisher:DISTANZ
刊行年 year:2023
ページ数 pages:40
サイズ size:195x 250mm
フォーマット format:Hardtcover
言語 language:German/English
付属品 attachment:
状態 condition:New
First Edition
¥4,180価格