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COSMOS / CHAOS
  • COSMOS / CHAOS

    “鑑賞者である我々が耳にする鳥の鳴き声に「コロンビア人」や「スイス人」といった呼称を付けることはない。鳥の鳴き声がこれらの国で録音されたものであることがわかるだけだ。しかし、もし鳥に国籍があるとしたら、あるいは国境を知っているとしたらどうだろう。このインスタレーションには、窓やその他の透明な壁に衝突して死んだ鳥の映像も映っている。彼らから見れば、きっと障壁や壁、窓など、人間が空間を分断するために作った建築物を理解したことだろう。逆説的だが、私たちが耳を傾けているのは、鳥の自由なさえずりなのだ。鳥は、国家や 国籍という概念とは無関係に、独自の領土概念を持っている。しかし、私たちが目にするのは、他の種類の人工的、建築的な境界線にぶつかって運命を終えた鳥たちの姿で ある。”_本書より一部抜粋

     

    8人のメンバーで構成されるアーティスト・コレクティブ "Center of Sound, Margin of Silence"、略して "COSMOS"は、7年間渡り、集い、交流し、旅し、学び、聴き、語る時間と空間を創造することを目的とした実験的なラボラトリーを運営してきました。この集団は、コロンビア、クロアチア、スイス出身のアーティストで構成: Esneider Gamboa Burbano(エスナイデル・ガンボア・ブルバーノ)、Tea Hatadi(ティー・ハタディ)、Sylvia Jaimes(シルビア・ハイメス)、Almira Medaric(アルミラ・メダリッチ)、Bojan Mucko(ボジャン・ムッコ)、Goran Škofić(ゴラン・シュコフィッチ)、Mirjam Wanner(ミルヤム・ワナー)、Josip Zanki(ヨシップ・ザンキ)。

     

    本書『CHAOS』では、これまでの芸術的実践をどのように新たな政治的・社会的状況に適応させ、発展させることができるかについての考察であり、共同作業を継続するものである。招待作家のEliana Otta(エリアナ・オッタ)Jenny Fonseca Tovar(ジェニー・フォンセカ・トヴァール)、Rebekka Ray(レベッカ・レイ)は、批評的な問いを立て、コスモスが向かうべき新たな架け橋と空間について述べています。

     

    出版社 publisher:Verlag für moderne Kunst

    刊行年 year:2023

    ページ数 pages:349

    サイズ size:200x 200mm

    フォーマット format:Softcover

    言語 language:Spanish/German/English

    付属品 attachment:

    状態 condition:New

    First edition

      ¥5,940価格
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