utz / addictive
日本の写真家utzのzine。作者が撮影してきた東京の風景、その風景をネガポジ反転させることで生じた言語化できない余韻の触覚。視覚体験を通じて得るその感触は、ページをめくるシークエンスとともに鈍くも儚い感覚を伴います。現在、入手出来なくなってしまった資材、これまでに作者が使用してこなかった薬品の予測できない効果。それらを実験的に使用した表現のメモ。また、綴じられていない装丁はページをバラバラにすることで、より断片的な組み合わせの効果をもたらします。作品集を鑑賞する行為は、日々の切ない裏側の様なモノを想起させます。
出版社 publisher:Self Published
刊行年 year:
ページ数 pages:36
サイズ size:210x 150mm
フォーマット format:Softcover
言語 language:
付属品 attachment:
状態 condition:New
utz Profile:
日本大学芸術学部在学 写真学科専攻
幼少期よりカメラに興味を持ち、日頃より身近な存在として写真に触れる。
15歳の時、水中カメラで写真を撮り始めたことをきっかけに日常的に写真をはじめ、そしてごく自然の流れとして写真表現をスタート。自身が旅をしながら、そして日記を綴るように撮り溜めていく親密でパーソナルな写真、そのスタイルで撮り続けてきた枚数は膨大な数になり、今も日々更新している。自らの手で直接色付けを行う表現。ダイレクトな表現によって留意する色彩と情報は、鑑賞者の感性に直接的なコンタクトを働きかけてくる。
¥1,500価格
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