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Alba Yruela
Cherry Blossom, Don’t Cry.
桜花笑春風
三次郎庵-床の間エキシビション-

急ではありますが、2026年1月15日(木)から1月20日(火)まで、小松市・三次郎庵の床の間にて、Alba Yruelaの新エディション「Cherry Blossom, Don’t Cry. 桜花笑春風」
の展示を行います。

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「新春」という言葉に「春」が含まれているのは、旧暦において正月が立春の前後に位置し、一年の始まりが「春の始まり」と強く結びついていたことに由来しています。その名残を今に伝える言葉ではありますが、現代の1月は一年でもっとも寒い時期でもあり、「新しい春」と言われても、ふと首をかしげてしまう瞬間があります。

それでもやはり、新年にはどこか特別な高揚感があります。新しい一年の始まりに感じる、静かな期待やわくわくとした気配。そんな気持ちを胸に、少しずつ春へと向かっていくこの季節に、本作の掛軸を、100年以上受け継がれてきた苔庭を擁する和室・三次郎庵の床の間に飾ります。作品を静かに観賞しながら、心を春へと向けていく時間をお過ごしいただければと思います。
 

三次郎庵は、もともと住の場として使われていた空間で、足を踏み入れると自然と気持ちがほどけていくような佇まいがあります。庭を眺め、床の間と向き合いながら、ぜひお時間の許す限り、ゆっくりとご堪能ください。
 

また、会期最終日の1月20日(火)には、アーティストIKIRU・みうるさんのお計らいにより、「ちくちくいきるかい」を開催予定です。前回も、終始ゆったりとした、あたたかな時間となりました。ご都合が合いましたら、ぜひご参加ください。

日程:2026年1月15日(木)〜1月20日(火)

OPEN:10:00-18:00

場所:三次郎庵(ワインと地酒 もりたか内)

住所:石川県小松市八幡町51
※会期中の営業はワインと地酒 もりたかと同様ですので、そちらをご確認ください。

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Alba Yruela

Artist Profile

アルバ・ユルエラ(1989年生まれ、スペイン)は、エンポルダで育ち、自然への深い愛着を育んだ。身近な風景や人々を、親密で繊細でありながら、どこか率直な視点で写し取っている。彼女の制作はポートレート、静物、ファッション、映像など、多様なメディアに及ぶ。

これまでパリ、ロサンゼルス、ロンドン、バルセロナなど世界各地で作品を発表し、十数冊におよぶ写真集も刊行している。中でも代表作 Diaris 2009–2019 は、約10年にわたり撮影された500点以上の写真で構成され、内面世界をやわらかに映し出す美しく瞑想的な記録として高く評価されている。個人的な記憶と、形・色・光をめぐる探求とが織り重ねられた一冊である。

最新刊 Cherry Blossom, Don’t Cry(2025)では、日本滞在中に経験した心の変化を手がかりに、〈迷い〉から〈再生〉へと移りゆく感情の動きを、自然への変わらぬ眼差しを通して描き出す。満開の桜の下で、外界と内なる感性が響きあうように交わる、その繊細で詩的な瞬間が捉えられている。

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